失敗しない味付けガイド
「なぜ美味しくならなかったか」を先に知っておくことも、黄金コードを覚えるのと同じくらい重要です。よくあるNGパターンを科学的理由つきで解説します。
白身魚(タラ・鯛など): シナモンやクローブなど、甘く重いスパイスの多用
白身魚本来の繊細な旨味がスパイスの強い香りに完全にかき消され、「魚を食べているのかスパイスを食べているのか分からない」状態になる。
牛肉(赤身): 強火のフライパンに生ニンニクを先に入れて長時間加熱する
ニンニクが茶色を通り越して黒く焦げ、苦味とえぐみが牛肉全体に移ってしまい、コリアンダーやローズマリーの良い香りも台無しになる。
鶏むね肉: レモン果汁などの酸に1時間以上漬け込む
表面がパサパサと白っぽく変色し、加熱前から「加熱しすぎた」ような硬くパサついた食感になってしまう。
キャベツ: 炒め始める前に大量の塩をふり、そのまま長時間放置する
キャベツから大量の水分が浸透圧で抜け出し、炒めているというより「茹でて水浸しになっている」ような、味のぼやけたべちゃっとした仕上がりになる。